〜分析結果サンプル〜
中華邪仙ド貧乳エルフ師匠をちんぽでこらしめるやつ@NEO/鵺野新鷹
Hong-Kong!!!
迷惑千万酒乱飲兵衛蟒蛇!
飲んで飲まれて暴れて騒ぎし天空街都!
今や十二国志の第十三国! 生涯残る恥もあり!
Hong-Kong!!!
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「ヒャハハハハハハハハ! 大活躍だったみたいじゃねぇか、小僧ォ~! 今回はサービスでなぁ~ッ! 特別にもう一人来てるんだよなァ~ッッッ!」
「こんにちはぁ~★ 姉兼師匠で~っす♪ 今日は特別ご奉仕大サービスしてあげるからねっ❤」
「――あっ三途の川早い早いまだ何もされてない」
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という一幕がありつつも。
左腕の中に残っていた骨も取り除かれて(包帯は鋏でじょきじょき切られたので大きな影響はなかった)、裂いたような傷は残っているがほぼ完調。
流石警察病院と言うか、腕のいい治癒術師もいて、ついでにツイン殺人マッサージも受けて。
流石に今日中くらいは安静にしておきたいが、明日には元気に人を殴れるだろう――というところ。
さくさくと薄く積もった雪を踏みしめつつ、家の方へと歩いていく。
鶏がコケコケ元気に歩き回っている。
薪は年末にガンガン割っておいたが、どうやらだいぶ消費してしまっているようで、山が小さくなっている。
……いつの間にかなくなってるが、未だにどこに消えているか分からない。家で使う分より明らかに多いのだが。謎である。
「ただいま戻り――と、ン?」
家の中が酒臭い。
そして、冷えている。
居間の方まで行ってみても、暖房は昨晩にでも消えたままのようで、しかも酒瓶が転がっている。
昨日出て行く前に片づけておいたから、昨晩追加で飲んだらしい。机の上の置手紙もなくなっている。
一度意識を取り戻したことは間違いあるまい。
とりあえず、台所を覗き込んで、トイレ、風呂、師匠の部屋、ついでに俺の部屋、と見てはみたが、姿が見えない。
「……出かけたか?」
渦状馬が見ているかもしれない。馬小屋の方を見に行ってみよう――屋内が寒いもんで、ジャケットも着たままだし、丁度いい。
玄関から外に出てみると、やはりと言うべきか、馬小屋の方に向けて、雪に足跡が残っている。
白い息を吐きながら、ざくざくと馬小屋に向かって覗き込むと、プルヒヒヒ、と笑い声が聞こえた。
渦状馬の体温でか、室内は結構温かい。そして、なぜか酒臭い。
『ようやく帰って来たね? 昨日は大活躍だったみたいじゃないか、早く引き取っておくれよ』
渦状馬に半分埋もれるようにして、師匠がうつぶせで眠っていた。
白い尻がぷりんと見えていた。周囲には空き瓶が転がっている。
……全裸だった。服はどこに行ったと思ったら、渦状馬の口元に布の切れ端があった。
布切れは、俺のどてらのように見える。わざわざ口で食うとかいやがらせかテメェ。
『年々酒癖が悪くなってるねえ』
「…………」
ジャケットを脱いで、半分包む。
『――君、お仕置きしてあげたら?』
プルヒヒヒ、と、渦状馬は笑った。
そうするつもりだった。
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師匠の部屋には、年末にストーブを設置した。
魔力式のあまり大きくはないそれだが、師匠の部屋を暖める分には十分だ。
全裸のままの師匠をベッドに寝かせて、それを点火。改めて、裸身を眺める。
師匠はうううむ、と唸ってはいるが、まさしく泥酔中――意識はないようで、ぐったりと体から力を抜いている。
一応身内以外が来た時には、自動で《浄化》に近い仙術がかかるような結界を張っているのだが、俺は当然のこと、身内判定である。
俺がいない間も酒を飲んでいたのだろう。師匠の身は普段より温度が高く、肌も色づいている。
肋骨が分かるほど細いくせに、尻はもっちりと大きい。
腰が広い分くびれもまた深い。
土台ががっしりとしている――がっしり、はないか。どっちり、と言っておこう――くせに、上半身はひどく華奢だ。
エルフの歴史を紐解けば、華奢なのが本来のエルフだという――まあアフリカのダークエルフは狩猟生活を営むためか体格が良く、仙人様達は自己改造をよく行っているので、人によってはエルフと思えないほど筋骨隆々なのだが。竜田様とか。華奢な人が多いだけで素で肉がついた人もいるし、異形としか見えない人もいるし。
……古くローマのネロ帝時代。ブリタニアのエルフ、ブーディカ女王とその娘たちが、ローマより派遣されたオーク(トロールとの伝説もある。世界の境界が壊れる前は"豚のような男"という意味合いで取られていたらしいのだが)の行政官に凌辱され、そして反乱を起こしたという事件があった。
当然凌辱されたのは女王と娘たちだけではなく、ブーディカ女王の一族――イケニ族は奴隷のように扱われたという。
このあたりでムチムチ肉遺伝子が入ったらしい。
結果としてブーディカ女王は反乱を起こし、そして敗死――イケニ族はブリタニア全土に散り、あるいは奴隷としてローマにも連れていかれ、欧州全土に広まった。
エルフの歴史上初めての大規模な他種族との交雑――それも屈辱的なそれが起きたわけだが、エルフとしては『子に罪はない』というスタンスだったらしい。
歴史の中で奴隷となったエルフたちは解放され、あるいは脱走しブリタニアへと戻ったが、彼らは初めて来る故郷の森に優しく迎えられたという。
かくして、約2000年が経過した今。
オーク系エルフは、ブリテンエルフのうちの3割を占める、わりと大きな一派になっている。
エルフからしてもその体型は魅力的なのか、よくモテるようで、平均出生率も高い(肉のついたエルフはエロい・むっつりスケベだ、というエスニックジョークもあるが)。
ともあれ、師匠はどうなんだろうな、と思う。
他の仙人様達とは、髪質も肌色も違うし顔だちも違う。銀髪はさらさらと流れるようだ。
恐らく欧州エルフの生まれなんだろうが、端的に言って、この尻が純血系エルフの尻とは思えない。
1000年以上の寿命は、ハーフ以上のエルフに限られる特徴だ。
900歳くらいだそうだし、オークの血は入っているにせよ薄いのだろう。
今度話を聞いてみたいな、と思う。
思いながら尻を撫でていると、師匠が、ン、と声を出した。
とりあえず、と、縄と数枚の布を用意する。
脚を曲げて、膝を伸ばせないように。M字開脚を強いる縛り方だ。
ひっくり返して、腕を背中側でまとめる。身体の柔らかい師匠だ。この姿勢でも下腹がぺったりとシーツにくっつく。
前に酔ったとき雑技団かってくらいの身体の柔らかさを見せてくれたが、正直ちょっと引いた。
人体すげーよな、と思いながらさらには目隠しもして、とりあえず完成だ。縄化粧と言うよりは、単純に拘束。
流石の師匠も、この状態から縄抜けはできまい。縄を引きちぎられたら仕方ないが、縄は女の髪を入れた特別製――注連縄の技術も取り入れた強固なそれだ。
念入りに縛りを入れたので、多分大丈夫だとは思う。
切れ長の瞳や、銀色の眉毛は見えないが、まだ目覚めてはいないだろう。
フ、と息を吐き、尻撫でを継続する。
先ほどは本当に撫でるだけだったが、少し動きを変え、愛撫に近いそれにしている。
がばりと開いた股の間。無毛の秘所が、ひゅくひゅくと動いている。
尻を撫でながら、尻肉と背の境目中央あたりを、指でとん、とんと衝撃を与えてみる。
「ン……ぅ……❤」
甘い声が漏れる。
こぷ、と愛液が漏れだす。
酒臭さに混じって、どこか甘ったるいような、雌のにおいを感じる。
尻を少し強めに揉んで、柔らかさを堪能する。背の中央をトントンと突きながら、だ。
師匠の吐息が少しづつ荒くなっていく。
うつぶせのままの師匠が、軽く反った。
脚に力が入り、縄が肉に食い込んでいる。
「はァ、ぅ……❤」
尻肉が震える。
体温がさらに高まっていく。
ひっくり返し、背を膝に乗せる。
荒く息を吐いていた師匠だが、はぅ、と、ちょっと気配の変わった息を吐いた。
目が覚めたか――もぞり、と師匠が動こうとして、
「なん、……じゃぁ……?」
と、目隠しされていること、縛られていることに気が付いたのだろう。
鎖骨あたりを押さえながら、大きく開いた股間に手を這わせる。
「ふっ、ひゃ!?」
師匠が足をびくりと震わせる。
長い脚だ。右わき腹に膝が軽く当たる。
逃れようとしてはいるようだが、力が入らないのか、抵抗は弱々しい。
結果として、手のひらにクリを押しつぶされながら、穴に指を入れられることになる。
中指と薬指の二本。浅く、入り口周りをこすってやる。
「んっ、うっ、なんじゃっ、きさっ、まっ、ァっ、」
小刻みにこすってやると、師匠の声が上ずった。
弓のように海老ぞりにされた身が、苦しげに痙攣する。
弱点なぞだいたいわかっている。
「やっ、やめよっ、そこはっ、」
やや指を深く入れて、恥骨の裏あたりを押してやる。
はひっ、と師匠がおかしな呼吸をする。
腹筋に力が入ったのが分かる。起き上がろうとするのを、逃げようとするのを手で止めながら、容赦なく擦り上げると、
「はぅっ❤ く、ぅううう……!」
半ば悲鳴じみた細い声と同時に、指がぎゅうぅと締め付けられる。
……普段ならこれで(残っていれば)漏らすが、なんと我慢なさっておられる。
まあまだ始めたばかりだし、括約筋もバカになってないのか。
ふ、ふ、と荒く息を吐く師匠の身を抑え込んで、もう一度。
「きさっ、まぁあッ❤」
過敏なほどに反応し、師匠の腰が跳ねた。
指を更に奥に入れる――掌で恥丘を暖めるような形だったのを、掌を浮かせて指二本を根元まで挿入する。
師匠が下唇を噛んだのが見えたが、奥側を広げるように指を開いて、肉をかき出すように動かしてやれば――
「、」
――驚きで、声が出かけた。
普段なら師匠はこれでいい反応をしてくれるのだが。
感じていないわけではない。太ももには痙攣が走り、身に汗も浮いてきている。指先に愛液が絡んでおり、下唇も強くかんでいるようだ。
だが、声を漏らさない。
師匠の身体のことなら何でも知っている――とまでは言わないが、少なくとも、膣内のことはよく分かっていたつもりだ。
と、
「い゛ッ……!」
噛んだ唇から、声が漏れた。
快楽の喘ぎではなく、痛みの声だ。
指先に力を込めすぎた――爪が立ってしまったか。
「しまっ、」
た、と、声が出て、二重にしまったと思った。
師匠が、噛んでいた下唇を離し、口を開いていた。
「…………馬鹿弟子か」
長い沈黙のあと、師匠は言った。
一気に体温が下がったような心地だ。
目隠ししていてよかったと言うべきか。
もし見えていたら、殺気だけで心停止しかねない(心臓が止まれば、仙人だって死ぬ。処置しなければ)。
たまに『対ビビりの修行じゃ』とか言って本物の殺気を叩きつけられていたが、その体験が無ければ幼児退行しかねないレベルだ。
深呼吸を一つ。
「……俺の気配にも気づかないくらい泥酔してたなあ」
「うぐっ」
「昨日はゲロ吐いて沈んでたぞ。写真も撮ってある」
「はぐっ」
「さっきは全裸で渦状馬にくるまって寝てたなあ」
「ぐえっ」
「持ってきて寝かせて暖房付けてあったまって、縛っても目ェ覚めなかったんだよなあ」
「ぎゅうっ」
「香港でわしより武技に長けた者はそうはおらん? でしたっけ?」
「そ、そろそろ泣くぞわしはぁあああ!」
ぎしぎしと縄を軋ませて師匠が暴れる。
股と胸骨を抑え込んでいるのだが、腹筋だけで押し切られそうだ。
「わりといつもの触り方したのに、気づいてくれなかったしなぁ」
「い、いつものじゃとぅ!?」
「何度抱いてきたと思ってんだ、ばばぁ」
そう言えば、とふと思う。
俺の方から師匠を襲ったのは初めてじゃないか、と。
師匠がヘタクソな誘惑――まあそれに毎度負ける俺の忍耐力もどうかと思うんだが――をしてくるのが大抵の始まりだった。
案外と新鮮だ。今回は肋骨何本折られるかな。
「だから、婆呼びはやめよと……」
「口調! 菓子の趣味! 物忘れ! 実年齢!」
「あ゛ーッ、聞きとうない聞きとうなーい!!!」
ったく。と呟きつつ、一気に弛緩した空気の中、挿入したままだった指を引き抜く。
ン、と師匠が腰を震わせる。
「……まあ、俺程度にこうまでされるんです。一切飲むなとは言いませんが、深酒は、やめた方がいいと思うんですがね」
「…………うむ。気をつける」
不承不承、と言った具合に、師匠が頷いた。
反省してくれたのかこのババァ。と疑問に思いつつも、肩を抱いて、師匠を膝の上に座らせる。
もぞり、と師匠が動き、言った。
「……して、馬鹿弟子よ。そろそろ解いてくれんかの、これ。見えぬし……」
「いやあ、実を言うとですね、師匠」
殺気を叩きつけられた経験は、幾度かある。
死ぬか、と思ったことも、何度かある。
どうしても、その後は、滾るというか――まあ、言い訳か。
「おさまりがつかないってやつなんですよ」
下腹を押さえるようにして、尻をちんぽに押し付ける。
尻の谷間に幹が飲まれるかのようだ。
脈打つそれを感じたのか、師匠がびくりと肩を震わせた。
「できれば――使わさせていただけると、嬉しいんですがね」
言って、後ろから肩口を噛み、手指を這わせる。
犬歯を肌に立てれば、ぅ、と師匠が吐息じみた声を吐いた。
「師、を、使うとは、何事じゃっ……」
左手は胸に、右手は股間に。
産毛だけに触れるように、汗の浮いた身に指を滑らせる。
辛うじて他の部位より脂肪がついているかな、と言う程度のふくらみの境目をなぞる。
右手はへその下あたりを撫でる程度だ。
師匠のご叱責に答えず、舌で首筋を舐める。
渦状馬のにおいだろうか。師匠とはまた違うにおいがする。
獣臭いわけじゃない――むしろシャンプーじみたにおいがする。毛並みがあるかどうかも不明なくせにあいつ。
全く、と思いつつ、耳の裏に至り、耳を噛む。
「んひっ❤」
と、師匠がいい声を出した。
縛られたままの身が折れていく。
「やぁっ、や、やめよぉっ❤ 馬鹿弟子っ、馬鹿者っ、馬鹿っ……❤」
ぞわり、ぞわりと師匠が震える。
胸の手はふにふにと押すように。
へそ下の手は、ぐにぐにと腹筋を押すように。
いいところには触れない。
胸の手は肋骨を滑らせて、縛ったままの腋の方まで。
へそ下の手も、刺激を与えるようなそれではない。
「ぐっ、……く❤ ぅうっ……❤」
……中々強情だ。
(今更も今更であるが)プライドが邪魔をしているのか。
悦ぶと思って、使う、って表現をしたのだが、まだ師匠には早かったらしい。
溜息を吐いて――それが耳にかかって、師匠はぞわぞわと震えたが――いったん師匠から離れる。
身を起こし、用意していた布を手に取り、
「ま、まったく、不埒、者……め?」
荒い吐息を感じつつ、それを口元に押し付ける。
身を倒して片端をくわえて、首裏で布をまとめて、口を使いつつ絞る。
猿轡の完成である。
「ひゃ、ひゃにをしゅるっ」
勿論強く縛ったわけでもなく、何を言っているかは分かる程度だ。
だが、無視する。
「ひゃわっ」
改めて、師匠の身を横たえる。
それから、先ほどは触れなかった部分――左手は乳首に、右手は股間に、触れる。
「んンッ❤ ばがっ、ひゃに、をぅっ❤」
師匠の身が反る。
小さいながらもぴんと立った乳首のまわり、乳輪を指で撫でる。
右手の方はクリトリスを包皮でくるむように触れている。
根元を揉みこむような動きだ。
直接弄るとすぐに音を上げる。
――まあ、音をあげても聞こえないふりをするんだが。
「うぅっ、ひ❤ はぅ❤ くっ……ぅ❤」
嫌がるように身をよじられるが、そんな程度で逃がしはしない。
クリトリスの根元を押しつぶすように肉ごと摘み、そして左手の方は、とうとう乳首に触れる。
軽く、ごく軽く、乳首に爪を立ててやる。
「あっ、はぁ、ァ❤ うぅうう❤」
師匠の背が、俺の膝から浮いた。
まさしく弓のように――体のやわらかさが分かる体勢だ。
「くぁっ、あっ、イっ、ひっ、ィ❤」
師匠が猿轡を噛む。
目隠しの下では涙をこぼしているだろうか――と言うあたりで、手を止める。
「……ッ、ぁ、ぇ?」
……背が降りてくる。
猿轡に、目隠しだ。表情は分からない。
だが、なぜじゃ、って思っているのは、分かる。
無言のまま、股間から離した手を、わき腹、くびれの方に持っていく。
「……ぅ……」
師匠の身がかるく強張った。
くすぐったい、とよく言っているが、くすぐったい個所とは性感帯である。
全身弱いよなあ。と思いつつ、撫でてやる。
左手の方は、胸を揉――めないので、撫でさする。
掌に乳首が当たっているが、それを押しつぶさないように、だ。
「……ン、っく……ぅ……❤」
師匠の方も、そろそろ俺が何をしようとしているか思い至っただろう。
普段はやや低い体温の師匠であるが――脂肪が尻以外サッパリだしな――ぽかぽかと温かい(酒が残っているのもあるかもしれないが)。
全身から意識的に力を抜いているのが分かる。
いつもであれば、もう挿入しているころだ――と。
「……なんだかんだ半年以上経ってんのか」
いつも。という言葉に、少し笑ってしまう。
それでいて俺の方から積極的にってのは初めてだったなってあたりで、笑いも倍だ。
甲斐性のないやつだ。
まあ、気を抜けば溺れてしまいそうでもあるのだから、このくらいが丁度いいか。
「っと」
撫でさする左手を肩裏へと差し込ませ、師匠を持ち上げる。
左乳首ばかり刺激していたから、右側の方が寂しそうだ。
隆起……はあまりしていないそこに口を付ける。
右手の方は、わき腹からもう少し降りて、M字開脚させた丸尻を撫でる。
「ぁっ、……はぁ❤ んぅっ❤」
師匠は首から力を抜いている。
顎が天井を向いている。
力を抜いて、快楽を享受している。
胸を吸い、乳輪を舌先でなぞり、それから乳首を口に含む。
汗の味を感じながら、唇で乳首を捉え、その先端をほじるように舌先で嬲る。
「んぁっ、はぁ……❤」
ぶるっ、と師匠が震える。
右手の方、尻を撫でる手を少しずらして、股間にやる。
右手全体で恥丘を覆う。
穴を指で穿つことなく、会陰を押したり、あるいは愛液で指を滑らせたり――既に愛液は溢れ出している。
見えていないが、指先への絡み方から、白濁した、俗に言う本気汁だとは分かる。
「あぁあ……❤」
心地よさげに声を上げる師匠――完全に俺に身を預けている。
既にぱっくりと開いた秘所表面に、指先だけを触れさせて、つつつ、と愛液で滑らせる。
触れているのは、中指と薬指の先端だけだ、と言うところで。
乳首に歯を立てると同時、穴に指を突き立てた。
「んっ、ひゃっあっあっぃっイ❤」
驚きの声を上げるが早いか、師匠の身が硬直する。
弱点を容赦なくこすりあげる動き。刺激をひたすらに与える動きだ。
「ひきにゃっ、りぃ❤ ひっ、あっ❤ うぁあ❤」
師匠が身をのけぞらせる。
口を開き、あぅ、ああ、と鳴く。
ギュっ、と、恥骨裏に肉を押し付けてやれば、掌にぷしっ、と水流の感触が来る。
同時に、指を膣肉が締め付けてきた。
身をのけぞらせる師匠の乳首から口を離し、鎖骨を吸う。
同時、絡んでくる膣肉を引きはがすように、更に弱所を刺激し、更に外側、尖りきったクリトリスを、親指で押しつぶす。
「っ……ァ、あっ❤ みゃっ❤ ばがっ❤ ひゃめぇえ❤」
師匠は腰をうねらせる。
だが、膣穴に指が侵入している――その程度で逃げられるはずもない。どころか、自分で膣肉を抉らせているようなものだ。
「あ゛ッ……❤」
ほとんど間をおかず、二度目の絶頂。
師匠の硬直を隙と見て、間髪入れず畳みかける。
首裏を捕まえて、耳に口を触れさせ、耳孔に舌を入れる。
無論のこと右手指は膣穴とクリトリスを虐めている。
縄で縛った足が暴れている。
「うぁッ、イっ❤ イぁああッ❤」
ぶしっ、と、先ほどより強い潮吹きが、手にかかる。
息も絶え絶え、と言ったところの師匠を、改めて膝の上に横たえ、猿轡を外してやる。
……ちょっと唇まわりが朱い。この分では、縄の跡もついてしまっているだろうか。
頬を撫でてやりつつ、問いかける。
「師匠」
師匠は、は、は、と荒く息を吐いている。
「……師匠」
二度の問いかけ。
師匠は、唇を結び、……ややあって、ちいさく頷いた。
「師匠」
三度の呼びかけ。
優しく頬を撫でてやりながら、未だ挿入したままの指を、軽く動かす。
「ひぁっ❤」
まだまだ余韻が残っているのだろう。
鳴いた師匠に顔を近づけ、4度目の呼びかけは行わず、くち、と、わざと音が鳴るように弄る。
「ぁ……ゆ、ゆる、す」
言葉を聞き――ぐちっ、と音が鳴るように、恥骨を手指で挟んだ。
師匠の背が反る。
「ううううっ❤ ゆ、ゆるすっ、つかって、よいぃっ❤ よいからっ、そこっ、そこはぁ、あぁあああっ❤」
「もう一声」
銃でも突き付けるように、鳴かせるポイント直前に指を置いて、そう言う。
師匠は、怒りによってか、羞恥によってか、頬をますます紅潮させ、口をぱくぱくと開き、そして横一文字に引き結んだ。
それから歯を剥いて、ぎりぎりと歯ぎしりして、自棄になったように叫んだ。
「……っ、わ、わしの穴でっ、弟子ちんぽが、勃たなくなるまで、しごけばよいっ! 何度でもっ、阿呆のように精液を吐き散らすがよいわッ! ……ま、満足か、これで満足か! この、ばかっ!」
見えてはいないだろうが、にっこりと微笑んでやる。
勿論のこと――満足するのは、これからである。