エロ率分析 (α)

〜分析結果サンプル〜


 Hong-Kong!!!

 もはや手遅れ後には戻れず先も詰まる!

 ならばとばかり、盆の水を零してまわるは天空街都!

 今や十二国志の第十三国! 後の祭りを楽しむべし!

 Hong-Kong!!!




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 師匠の身を起こす。

 すっかり力の抜けた身を座らせてやる。

 呼吸はだいぶ落ち付いている。

 普段はぴんと背筋を伸ばしているが、くにゃりと曲がってしまっているし、腕も力なくベッドに落としている。

 先ほどまで泣いていたために、頬には涙の雫があって、目じりが朱い――肌が白いものでよくよく目立つ。

 頬に手をやり、親指で拭ってやる。

 んやぁ、と、師匠は小さく、嫌がるように声を出した。

 ……もし仮に、普段こんな顔をされたら心配でもするんだろうが。

 もっと泣かせたい、とか思うあたり、俺もだいぶやべぇやつなんじゃないか、と思ったりする。


「それじゃあ、次は、マウスを殺すことをなぜ言わなかったのか、だな」


 ん、と師匠が頷く。

 頷いて、口を開いたところで、頭をぐいっと引き寄せて、膝に乗せる――ちんぽに顔を押し付ける。


「んんっ……!?」


 師匠のくぐもった声が股間から響く。

 銀髪に指を差し込むように位置調整をして、鼻面を玉袋に押し付けるようにしてやる。

 師匠の腕が、俺の腿を掴んだ。

 弱々しくも逃れようとしていた。


「こ、これっ、にゃにをするかぁっ……❤」


 無視して、もっと顔を押し付ける。

 顔面ズリだ。


「んっ、ば、ばかものぉお……❤」


 師匠の吐息が根元にかかる。

 軽く快感が走る。

 師匠が諦めたように、両手を顔の方に――ちんぽの方に動かす。


「舐める、から……離して、おくれ……舐めるのを、上手くできたら……話を、聞いて……❤」

「……分かりました」


 押さえつけていた手から力を抜いて、頭を撫でてやる。

 ン、と、師匠は心地よさげな声を出した。

 師匠はわずかに俺から離れて、左手でちんぽを握り、姿勢を変えてベッドに丸まりながら、舐め始める。

 顔を横にして、裏筋を舌がなぞっていく。

 精液愛液がこびりついた状態だ――師匠が顔をしかめるのが見えた。


「……舐めにくいか」

「……ひょっと、にゃめにくいの……」


 そう言いつつ、師匠は手で精液をこそぎ集めて、口の中におさめていく。

 んく、と、喉が動くのも見えた。


「っ、……う」


 何も言わずに飲んでいる。

 充実感と言うか、言うことを聞かせている満足感と言うか――師匠にかける言葉ではないが、ずっと年上の女にかける言葉ではないが、言いたくなった。


「……いい子だ」

「……ひりを、にゃでながらいうことばでは、ないわ。ばかたれ……」


 言われて気付いたが、無意識に手を伸ばして尻を撫でていた。

 背中あたりに手を置いていたつもりだったのだが。


「すまん、すまん……とっ……」


 丸くエロい、汗の浮いた尻を撫でていると、怒ったのか、吸い付きが強くなった。

 ちう、と裏筋を吸われる――手を振り払うように師匠が仰向けになって、ちんぽを傾けられ、裏筋に吸い付かれる。


「ぬ」


 と、声が出た。片手が竿の根元をおさえて傾けてきて、口が舐め吸い、片手が先端をしごいてきている。

 もうほとんど精液は見えない。

 眉を潜め、瞼を閉じた師匠の顔がよく見えた。

 耳がタマに当たってちょっとくすぐったい。


「師匠」

「……ン?」


 俺の方も寝転がり、師匠の重い尻を持ち上げる。

 胸の上に乗せてやると、してほしいことが分かったのか、師匠は軽く身を持ち上げ、亀頭鈴口を舐め始めた。


「まぁったく……この、聞かん棒、め……」


 師匠の尻が胸の上にある。

 足が長い――胴が短いために、ちょっと腹筋しながらでないと口は届かない。

 どちらかと言えば快楽に集中したいので、両手を尻に置いて軽く揉むにとどめる。

 むにむにと尻を揉んでいると、師匠が溜息を吐いた。


「おぬし……わしの尻は、好きか」

「はい」


 即答する――基本、師匠の身体は全部好きだ。

 この姿勢だと、特に好きな場所が一望出来て大変よろしい。

 ああでも肝臓はもう少し頑張れ。あと乳も。


「……尻は撫でておってよいから、大人しくせい……」


 師匠はそう言って、頭を沈める――亀頭が、あたたかくぬめるものに包まれた。

 その感触が、ぐ、と一気に下がる。


「ぬ」


 呑みこまれ、そして引き抜かれ、上下する。

 んご、えぷ、と、苦し気な声が漏れ聞こえてくる。

 亀頭裏が喉奥に撫でられており、片手が幹をしごいてきている。

 腰が浮きそうになるのをおさえながら、尻たぶを割る。


「ん、ぐ……っ」


 抗議するような呻きが聞こえるが無視する。

 とぷ、と、まだ精液が漏れだしてきており、俺の胸に落ちてくる。

 後で舐めとらせよう、と思いつつ、割った尻の中央――尻穴のまわりを、親指で押す。


「ん、ふっ……❤」


 生暖かい感触が――フェラがぎこちなくなる。

 噛まれて噛みちぎられたらまずいよなあ、とは思いつつ、言い放つ。


「俺がイくまでにイくなよ」


 イったらどうなるか、は言わない。

 言わないまま、精液を掬うようにして、尻穴にまぶしていく。


「ン……!」


 師匠のフェラに熱が入る。

 じゅぷ、っぱ、と、すすり、舌を絡めてきている。

 正直なところを言えば、それほど持ちそうにはない。だが、


「んふぅッ……❤」


 師匠はそれ以上に弱い。

 軽く尻を引き込み、尻を開かせ、そして尻穴に親指を入れる。


「んっく❤」


 ぬる、と、尻穴に指はあっさりと入る。

 既に何度か挿入している――受け入れさせている場所だ。

 指の中では太い方ではあるが、俺のちんぽよりはだいぶ細い。


「んんっ、……ん、っ!」


 師匠が尻肉を震わせながら、フェラを再開する。

 先ほどよりもだいぶ動きがぎこちない。

 俺の方も無言で耐えつつ、親指で尻肉をほぐしていく。


「……《洗浄》してあるっぽいな。こっちも抉られるって期待してたか?」


 んごっ、と師匠がえずいた。

 二本目の親指を差し込んだからだ。

 《洗浄》をしたわりには、避妊薬を飲んでいないのはなぜか、ってところだが。

 事前に言えば良かったじゃねえか。

 もう孕みたいってのか。そこまでか。

 クソが、と、その理由を思えば、勃起が一層の硬さになる。


「んんぉっ、おっ❤」

「ガンバレ師匠」


 意識して声を硬くしながら、ぐり、と腕ごと指をねじる。

 ぎう、と尻穴が締まるが、それは摩擦を増やすだけだ。

 尻がくねる。

 逃がさぬように軽くつかみながら、ぐり、ごり、と、腸液をかき出すように抉る。

 師匠のフェラが止まった。


「んっ……おっ、ふぅう❤」

ケツ穴ホント雑魚だな師匠。――おら、頑張れ」


 親指を抜き、尻たぶを片手で広げながら、中指と薬指を入れて、奥側をこすりに行く。

 元気よく締まって指に穴肉がまとわりついてくるかのようだ。

 引き抜けば尻肉が盛り上がるし、突きこめば巻き込まれるように尻穴が引っ込む。

 師匠は時折大きく尻肉を震わせながら、先ほど以上の必死さで再動した。


「んんーっ……❤」


 手首を捻って半周、半周。

 よだれが垂れているのか、手淫に、にちゃ、という音が混じっている。

 穴の奥で、腸を広げるように指を開く。

 舌がカリのふちを半周する。かと思えば、鈴口を舌でつつかれる。

 二指を引き抜き、ひゅくひゅくと痙攣する半開きの穴を眺める。

 かふ、と師匠が一瞬口を離して呼吸を整えた。

 尻を撫でつつ、言う。


「いい、ぞ、師匠」

「え、えらそうにっ……先が、張り詰めてきておるぞっ、余裕が、ないのではないかっ?」

「まあ、そろそろ出そうですね」

「ふっ、余裕ぶりおってっ……!」


 んぐ、と師匠がフェラを再開する――今度は、喉奥まで呑みこんでいる。

 角度的に飲みやすいのだろう。幹の大半が、師匠の口の中に納まっている。


「んぇっ、おっ、っぷっ、」


 必死のフェラと言っていい。

 く、と歯を食いしばる。

 舌の感触や、バキューム、喉の締め付けや、手淫

 にはない感触であり、個人的には甲乙つけがたい快楽だ。

 返礼がてら、尻穴と、クリトリスに手を伸ばす。


「ほっ、おふっ❤」


 クリを親指で潰してやりながら、ぐ、ぬ、と、尻穴に指を出し入れする。

 穴を広げるように、指の腹でぐい、ぐいと引っ張るようにする。

 んおっ、と、師匠が低い声を出した。

 かと思えば、クリトリスで高い声を出す。

 腰の上下が忙しい――必死であったフェラがどんどん鈍くなっていく。


フェラ弱くなって来てんぞッ」


 ――と。

 尻を叩いたのがいけなかった。


「っ、ほっぉ❤ んんんぅっ……❤❤❤」


 俺にとってはある程度目論見通りではあるのだが、師匠は、んんん、と声を漏らし、残っていた精液口から絞り出した。

 がく、かく、と派手に腰が上下する――見逃せないほどの絶頂だ。


「……イったな?」


 んんん❤ と、師匠が否定らしき呻きを漏らす。

 漏らしながらも、絶頂の余韻でか、腰が上下し、新たな愛液が滾々と湧き出てきている。


「嘘ぶっこいてんじゃねえよ。さっきから軽イキは見逃してやってたけどよ。あんた、コレは言い訳できねぇだろ」

「んっ……❤」

「イっても噛まなかったことだけは、褒めてやるけどな――降りろ。ベッドから」


 軽く尻を張り、命令する。

 尻を跳ねさせた師匠が、ちんぽから口を離す。

 久々に空気に触れた亀頭は、正直なところ、射精直前だ。

 だからこそ、負担がかかりそうなプレイではあるが、時間も短くできるか――と、思ったところはある。

 師匠が半ば転げ落ちるようにベッドから降りて、俺の方を四つん這いで見上げてくる。

 細腕を掴んで座らせて、眼前にちんぽを突き出す。

 既に精液愛液は付着しておらず、唾液でコーティングされててらてらと光っている。

 ……ちょっと黒くなったよなあ、と、思う。師匠を犯したせいだろうか。

 師匠の方は相も変わらずピンク色なのだが。


「……耳触るからな」


 両手を頬に触れさせ、頭を掴む。

 頭の向きと高さを調節する。

 荒い呼吸のまま、師匠は俺を上目遣いで見つめてきていた。


「……す、すまぬ、勝手に、イって……んや、勝手にイって、ごめんな、さい……❤ 許し、てっ……❤」


 何をされるか、察したのだろう。

 そう言って、師匠は目を閉じ、あ、と、口を大きく開いた。

 長耳もしんなり下がっているし、震えているのも分かる。

 唇に触れさせながら、ゆっくりと、口の中に埋めていく。

 んご、と、喉奥鈴口が触れる――そのまま、ぐ、と押しこんで、食道まで。


「ッ…………!!!」


 師匠の肩に力が入る。

 ちんぽを根元まで飲ませる。

 ごえ、と汚い声が出た。

 だが、師匠の舌は、奉仕を忘れていなかった。

 辛うじて、舌が裏筋を舐めている。

 涙目に笑みを見せて、腰を引く。


「ぉっごっ……ぐぇえっ……!」


 喉にカリが引っかかる感触がある。

 ぐぇ、と、唇の端から唾液が漏れた。

 歯に当たらないよう注意しつつ、口と食道の角度を調整しつつ、腰を押し出す。


「ぇぷっ……ごっ❤」


 その動きを連続する。

 イラマチオ――フェイスファックとも呼ばれるそれだ。

 頬を掴み頭を振り回し腰を突き込み喉を犯す行為だ。

 師匠の手指が俺の腰に回る。

 抱きしめられ、押し付けられる――子宮を強く突かれたくないから、足をからめているようなものか。

 師匠はぎゅっと目をつぶって乱暴に耐えている。


射精、すっぞ……!」


 喉の感触は、とはまた違う――先ほどのフェラともまた違う。

 天地が逆転しているし、先ほどの師匠は技巧を使おうとしていたが、今は踏み荒らされているような状態だ。

 技巧など発揮できず、ただ必死なだけだ。

 早く射精して――と、思っているだろう。

 俺の方も高まっている。ぐぶ、と奥まで呑ませて、鼻を下腹で潰しながら、解放する。


「ん゛っ、グッ……❤ ごッ、ぐぇっ……❤」


 師匠の後頭部を固定し、胃に直接精液を流し込む。

 師匠が目を見開き、喉を動かしていた。

 目じりからは大粒の涙がこぼれている。

 射精に震える指で、それをすくいながら、射精を継続する。

 気づけば、師匠の腕がだらりと落ちていた。

 ゆっくりと引き抜き、胃から喉から、すべて精液で汚す。

 口内で射精し、亀頭だけを含ませ、舌にこすりつけるようにもう少し出す――頬が膨らみ、鼻からぶぴ、と精液が溢れる。

 それが最後のひと押しとなった。く、と、膝が笑うのを自覚しながら、唇から完全に引き抜く。

 すると、我ながら呆れるほどに元気なことに、ぶるん、とちんぽが持ち上がった。半ば白目をむいた顔面に、精液をぶっかけることになる。

 ぐ、と尻に力を込めて、もう一射――ちんぽが上下運動を納めていく。

 ふうう、と息を吐いて、頭を持ったまま、ベッドに腰かける。

 頭を支えていなければ座っていられなさそうな師匠を、観察する。

 師匠の銀髪に、白いかんばせに、白濁液がこびりついていた。

 絨毯にぺたんと座って、呼吸困難のために、全身を紅潮させている。


「ぉごっ……ぐぇっ、っぷ……❤」


 半開きの口の中に精液が溜まっていた。

 顔中にべったりと張り付いた精液は、半ばダマになって、美しい顔を――無様な表情を彩っている。

 意識はあるようには見えない。

 痙攣はしているので生きてはいるだろうが――今後はお仕置きの時だけにしておこう、と心に決めて、股間を見る。

 絨毯が変色していた。


「…………」


 それほど長い時間、口を犯していたわけではない。

 そもそも座らせてから一般的な性感帯には触れていない。

 だと言うのに、か。


「…………」


 頭から手を離し。上体を、ベッドに寝かせる。

 ねちゃ、と音がした。恐らく顔の精液がベッドにこすれた音だろう。

 ふぅッ、と、獣のような吐息を、一息吐いて落ち付ける。

 デカ尻を広げて、尻穴亀頭を沿える。

 ぴく、と尻肉がわなないた。

 ゆっくりと、広げていく。


「く……ォ……っ❤」


 師匠が声を漏らす。

 背に銀の長髪が張り付いていた。

 それをかきあげてやり、背に密着しながら、ぐ、と押しこんでいく。

 はぉ、と、師匠が声を漏らす。

 また、身の下で押しつぶす体位だ。


「っがぁ……❤」


 ぶるっ、と尻肉が震えた――その感触が下腹部に来る。

 尻穴に、すべてが埋まった。

 根元をぎうぎうと締め付けてくる感触があった。

 背の筋肉が跳ねているのが分かる。

 あぇ、と、師匠が、声を出した――半ば夢の中でこそあれど、既に目が覚めている声だ。


「目ェ覚めたか、師匠……」

「ぇ、ぁ……これ、しり……❤」

「おォ。ずっぽりだ」

「ひ……❤」


 動かしていないと言うのに、尻穴が一層締まった。

 長耳をつまんで、耳に言葉を流しいれる。


「師匠。――教えてくれていいぞ。なんで、わざわざマウスを殺した。なんで、それを俺に言わなかった?」

「ぁ…………❤」


 しょろっ、と、音。

 さっき曲げて折りたたんで搾り取ったと思ったが、残っていたか、また溜まったのか。師匠が小便を漏らす。


「む……むり……これ、言えなぃ……いえなく、されるぅっ……❤」

「オチなけりゃあ、あとでチャンスやるよ」


 身を離す。

 師匠の切れ長の瞳――何も言わなければ怜悧な美人と見える貌だが、今はもう、蕩けきって駄目になってしまっている。

 今の師匠を見て印象を問えば、場末のサキュバス娼婦がエルフのコスプレをした、って言うやつが大半だろう。

 腕を引き寄せ、手綱のように握る。

 ぐり、と奥の奥まで。尻肉を押しつぶして挿入された師匠が、ふぎ、と鳴いた。

 師匠の背と腕で弓を作るような――強制的に背を仰け反らせるような体位だ。

 尻穴を犯すには乱暴な体位ではある。


「ふッ、」

「ふぐっ❤」


 腰を引いて、尻肉をバウンドさせるように。


「はがっ、ぎっ、いぎっ❤ ぐぅッ、くぉっ、ほぉお゛っ❤ おっおおおっ❤ おぁあ゛あ゛あ゛あ゛❤ あ゛ーっ❤ ごっ、ごんごっ、んんッ❤❤❤」


 歯を食いしばって呻きをあげていたが、一瞬でそれは叫び声に変わった。


「まっでっ❤ ばがっ、ゆっ、ゆっぐ、り❤ しりがぁあ゛っ❤ あ゛がぁっ❤ あ゛ぁああ❤❤❤ あぉお゛ぅう゛っ❤❤❤」


 むしろこの体位ではゆっくりは難しい。

 手がわたわた暴れているが逃れようはない。

 足は俺の股の下でぱたぱた跳ねているが、腕を捕らえて尻穴を穿っている。多少動かれようが逃げられるはずもない。

 結果として、


「ぐっぇ❤ ひィっ、ぎゃっ❤❤❤ あ゛ぁあ゛あああ❤❤❤ あぁあ゛あ゛ァあ゛あああ❤❤❤」


 ――と、頭を振って、銀髪を振り乱して、悶える他ない。


「やめっ❤ ぇっええええっ、お゛っ❤ おがぢっ、ぐ、にゃっ❤❤❤」

「なれ」

「やら――やらぁっあ゛あ゛ぁあああ゛ああああ゛あああああァア゛アぁア゛っっっ❤❤❤」


 師匠が折れそうなほどに背を反らした――俺の方からも、顔が見えるほどに。

 は、と、腕を離して、反り返ったその身を抱き留める。


「あ❤ ア゛❤ あっ、あぁ❤ ァ……❤」


 腹筋が見て分かるほどに痙攣している――それを見下ろしながら、立ち上がる。


「んぅぉお゛おッ❤❤❤」


 立ち上がった拍子に、師匠が足をぴんと延ばしてまたイった。

 戻って来れてねえな、と思いつつ、片手で抱きながら、歩く。

 長く白い脚は、辛うじて爪先が床に接するかどうか、ってところだ。

 ちんぽはみっちり詰まった尻肉の間に埋もれている。

 歩くたびに、腸壁の向こう側の子宮を感じた。

 片手で師匠の胴を支えながら、のし、のし、と歩いていく。

 師匠の両腕が、俺の首に絡んだ。

 待って、とか、たしゅけて、とか、やめて、とか、途切れ途切れに師匠は言う。

 すぐ下で、長耳が跳ねている。


「大人しくしてろ」


 歩くリズムに合わせて師匠を持ち上げ、子宮亀頭でえぐり、腸壁を苛め抜き、尻穴を巻き込む。


「はァお゛ッ……❤❤❤」


 ぶるぶると手が震えつつも、俺を抱き留めてきている。

 イキ痙攣をしながらも、体重を分散しようとしているらしい。

 まあ、ここでオチても困る。

 気絶するギリギリを見極めつつ、隣の部屋の扉を開く。


「おい、師匠。大事なことだ」


 は、とか、ぅ、とか、声を漏らしながら、師匠は俺を見上げてくる。


「まだケイ寝てるみたいだけどよ。せめて、断っておこうか」

「ぁ、……お、おぬ、し……どこまで……どこまで……っ❤」


 ケイはベッドに寝かしつけたままの姿――ほとんど普段着だ。

 毛布くらいかけて行ってやりゃあよかったな、と思いつつ、歩いて近づき、腕を離す。

 ひぁ、と、師匠が、腕を突っ張った。肘は折れたが、ぎりぎりでケイに接触しない体勢になる。

 尻を高く掲げた姿勢だ。

 膝にはほとんど力が入っておらず、俺が尻から手を離せば崩れ落ちるだろうと思われた。


「ケイに言うことあんだろうが。きちんと言え」

「お、おケイ、にっ❤」


 今度はゆっくりと責めてやる。

 ぬるーっ、と抜いて、ずるるるる、と入れていく。

 ギリギリイかない程度の速度だ――と言っても、なにかがあればまた言語機能に深刻な障害が出始めるわけだが。

 師匠は、口元からこぼれたままの精液、顔面に付着したままの精液をそのままに、懺悔する――


「す、すまぬ、おケイぃ……っ❤ おっ、おぬしのっ❤ ぉッ❤ ひみちゅっ、しゃべ、るっ❤」

「ちげぇだろうがッ!」


 ――と、尻を張る。

 パァアン、と、部屋に響くほどの音。

 師匠の肘が伸びる。

 元気に尻穴締め付けてくる。

 甲高い悲鳴が、一瞬遅れてあがった。


「っひぁあぁあああああぁっっっ❤❤❤」

「まずっ、クスリ盛ったことからだろうがッ! 俺じゃねーんだぞッ、なにしてんだッ! 夜まで待てなかったのか発情ババァッ! 寝かしつけて、言い訳どうすんだコラッ!」

「ひゃめっ、たたかにゃいでっ❤ おかひくなるっ❤ おなかおかひくなるかりゃっ❤」

「イチイチ叫ぶなケイが起きんだろう、がッ!」


 連打、連打――ひときわ音も高く、一発。

 ぶしゃっ、と、師匠はまた潮を噴いた。

 ァァア、と、師匠は長い悲鳴を吐き、そして、ケイの横に崩れ落ちた。


「……ふーッ……」


 俺の方も落ち着きながら、朱くなりつつある片尻を優しくなでてやる。

 すすり泣く師匠に、さあ、と、声をかけた。


「まずは、謝れよ。悪いことしたら謝るべきだろ?」

「ぅ……❤」


 師匠の背にのしかかって顎を持ち、眠るケイに顔を向けてやる。

 叫んだ時に師匠の唾液が落ちたのか、それとも汗か、顔にいくらか水滴が付いていた。


「す……すまぬ、ケイ……わ、わしは……こ、こやつと、交わりたくてっ……待ってて、だからっ……がまんでき、なくてぇっ❤ おぬしを、ねむらせ、たっ……❤」

「……よし。いいぞ、師匠」

「へ、へへぇ……❤」


 頭を撫でてやると、師匠はほにゃりと溶けたような声を出した。

 頷きつつ、言ってやる。


「じゃあ、秘密喋ろうな。大丈夫。後で、一緒に謝ってやるからさ――言えよ。私は性欲に負けて、言えないことでも喋っちゃう、ってさ」

「わ、わしは……❤」


 師匠は、一度息を飲んだ。

 それから、ケイの頬に手を伸ばす。


「すまぬ……おケイ……❤」


 はぁ、と、師匠は息を吐く――おそらくは精液くさい息を。

 ケイが、んぅ、と寝息を漏らした。


「おぬしが、いいたかった、ことっ……しゃべるっ……❤ わしっ、やっぱり、でしちんぽに、かてないぃ……❤ いうこと、きかされる❤ し、しりの穴も、ダメにされたっ……❤ たっ、……たすけて、もらおと、思ったのにっ❤ だめ、じゃったァ……❤ わ、わし、は、今っ❤」


 んぐ、と、師匠が息を飲む。

 これから言うことは、流石に覚悟が必要なのだと。

 これを口にしてしまえば、終わってしまうと。

 3秒も、間はなかっただろう。


「どっ、どれいみたいにされて、いうこときかされて、悦んでおるぅっ……❤❤❤ モノにされて、うれしぃい❤❤❤ わし、もぉっ、こやつのモノに、なってしもうたぁっ……❤❤❤」


 師匠は、震える声で、己が現状を認めた。


「…………ッ、」


 ぐい、と師匠を持ち上げて、首筋――チョーカーをなぞる。

 ひ、と、師匠が泣いて、俺の方を見た。

 無理やりに口づける――ああ、クソ、精液くせえ。分かっていたことではある。だが、


「ん゛ッんぐぅっ❤」


 キスを続けながら、尻穴を掘削する。

 口の中に精液くさい息が漏れる――精液の味がする舌が絡んでくる。

 《洗浄》を覚えようと固く心に誓いながら、腰を突き上げ続ける。

 喘ぎが口の中に入ってくる。

 のけ反るように腕が、足が、俺の身に絡んでくる。


「っくッ……!」


 力一杯に抱く。

 こういうことをするから、腰がガタガタになる、なんて文句を言われるんだろうな――そう思って笑うと、師匠が舌を入れてきた。

 愛液を噴き零しながら、師匠は必死で俺に絡みついてくる。

 子宮を裏から叩いている――こうしてしまえば大抵落ちるのだが、今日の師匠は根性が入っている。

 アナルを摩擦し続ける幹が充血し更に尻穴を広げる。

 それで察したのか、師匠が、それに抵抗するように尻穴を締めた。

 尻穴が、抵抗するように、刺激を与えてくる。


「しッ……!」


 ばぢゅ、と音を鳴らして、奥まで突きこみ、そして射精する。


「ふぁッ、ォ……っ❤❤❤ ほぉっ、んむっ、む゛……ッ❤❤❤」


 キスをしたまま、師匠は全身を痙攣させる。

 何が何でも俺にはしがみつくが――しかしそれ以外はどうなってもいいとでも言うかのように、必死だ。

 ひどく無様な顔をして、射精を食らっている。

 腸内白濁で汚し尽くされて、師匠の舌が太くなり硬直する。

 俺の精液の味がしなくなるまでそれを舐めまわす。

 子宮を裏から撃ち抜くように精液を放つ。

 あるいは噴水のように、腸内白濁で染めるために。

 また、腸内から逆流させるかのように。

 幾度か自分でも分からぬほど脈動が続く。

 俺の意識まで白くなりかけたところで、それは弱まった。


「…………❤❤❤」


 ほぼ同時、とうとう師匠の身が脱力する――尻穴が緩み、ドボッ、と、精液が零れた。

 俺の顔がぬるりとするのは、師匠の顔についていた精液が付いてしまったからだろうか。

 ふ、と息を吐きながら、師匠の顔を眺める。

 なんとか意識はありそうだが、理性はなさそうだ。


「かへ……❤」


 ひどく緩んだ、色々と台無しな顔で、幸せそうに笑っていた。

 それから、あ。と思う――ここ、ケイの部屋だ。

 あとで片づけるスマン。と思いつつ、師匠に声をかける。

 軽い賢者タイムだった。


「お、おい、師匠っ……あ、ダメだこれ、飛んでやがるかっ……!」


 ええい、と、なるべく揺らさないように部屋に戻って師匠をベッドに横たえ(抜いた時ちんぽに悪い声を出した)、雑巾を持って、廊下とケイの部屋に落ちた精液やらなにやらを拭き清める。

 ケイの顔は、かかったのが多少であったせいか、既に乾いてしまっていた。


「すまん、つい……!」


 俺は眠ったままのケイに土下座した。

 きっかり10秒――俺は立ち上がり、改めて部屋に戻る。師匠がダメすぎるのが悪い。


「……あとで《洗浄》だな、クソがっ……」


 そして部屋に戻ると、師匠が、床、絨毯の上に落ちていた。

 身を折りたたんだ姿勢だ――尻側から、ぐぷ、ごぶ、と、音がしていた。


「し、師匠っ、」


 慌てて近寄り、助け起こそうとする――雑に放ったから、ついてこようとしたのかと、そう思ったからだ。

 だが、違った。

 師匠は力なくも、しかし自分の意志でその姿勢をとっていた。


「だ、……だんな、さま……❤」


 言葉で気付いて、思考が凍る。


「わひ、がんばり、まひた……❤ おはなし、きいて、くだしゃいぃ……❤」


 お、おう、と、頷いた、ような気がする。

 彼女は、崩れかけながら、三つ指をついていたのだ。

 正直に言うが――ちんぽに、効く。覿面だ。


「……ああ。頑張った、もんなっ……」


 くは、と息を吐く。

 都合のいいことに、背中側のスペースは、俺が入る程度は開いている。

 頑張って這ったのか。

 師匠は顔をあげて、童女じみて笑った。


「おそうじ、しますぅっ……」


 師匠が、俺の身を押してくる――絨毯に尻もちをつかされる。

 師匠はそのまま俺の股間に顔を埋めて、精液腸液でべどべどのちんぽに、舌を這わせて来る。


「らんな、しゃま……❤」


 ぺちゃ、ちゅぷ、と音がする。

 まとわりついた体液がすすられていく。


「もっと、わひ、を……らんなさまの、ものに、して……❤」


 ――賢者タイムが消し飛ぶ。

 おう、と頷いて、後頭部に手をやり、顔を押し付ける。


「舐めて囀るだけか、アンタの口は。……モノに、してほしかったら……行為で示せよ」

「ふぁい……❤」


 師匠の顔が上がり、鈴口に口づけが落とされる。

 亀頭が口に含まれていく。

 緩やかな愛撫だ。キレイにするための口淫だ。

 くは、と息を吐き、思う――これは、枯れるかもしれねえな、と。